来来亭の発祥地はどこだろう?「京都ラーメン」として知られているから、京都に1号店があるのだろうと思っている方も多いかもしれません。
実は、来来亭の発祥地は滋賀県野洲市。京都ではなく、琵琶湖のほとりに近いエリアに1号店が誕生したというのは、意外と知られていない事実です。
「滋賀発祥なのに、なぜ京都ラーメンと呼ばれているの?」という疑問が浮かぶのは自然なことです。この”ちょっとしたギャップ”には、創業者の戦略的な判断と、ラーメンの歴史的背景が絡み合っています。
京都在住の筆者として、来来亭には地元の人間として何度もお世話になってきました。近くに店舗があると「今日はラーメンにしよう」と気軽に立ち寄れる、そういう存在です。
この記事では、来来亭の発祥から歴史・看板メニュー・全国展開の経緯まで、まとめて解説します。「来来亭のこと、もっと知りたい」という方にも、「どこかでラーメンを食べたい」と検索している方にも、役立つ内容になっています。
来来亭の発祥地は滋賀県野洲市!京都風ラーメンとして全国展開した理由
来来亭は、1997年に滋賀県野洲市で産声を上げたラーメンチェーンです。「京都風醤油ラーメン」という看板を掲げながら、実際の発祥地は滋賀という少し不思議な成り立ちをもっています。
この”ズレ”には明確な理由があります。創業者・豆田勝己社長が「京都ラーメン」というブランドの価値に着目し、戦略的に「京都風」を名乗ることを選んだからです。結果として、全国200店舗以上へと拡大する大チェーンに成長しました。
地元・滋賀や京都では「定番の一杯」として親しまれている来来亭ですが、なぜここまで愛されるのか。その背景を発祥から紐解いていきます。
来来亭の発祥と歴史
来来亭の1号店は滋賀県野洲市にあった
来来亭の1号店がオープンしたのは1997年10月のことです。場所は滋賀県野洲市、琵琶湖の南東に位置するエリアです。京都や大阪に近いながらも、観光地としての知名度が高いわけではない野洲市からのスタートでした。
現在も野洲市には「来来亭 野洲本店」が存在しており、チェーンの”原点”として営業を続けています。
「なぜ野洲市だったのか」という点については、創業者・豆田社長がラーメン修業を経て独立した際に、縁のある土地として選んだ経緯があります。知名度よりも「ここで勝負する」という意志があったといえます。
1号店の開業当時は、まだ無名のラーメン店に過ぎませんでした。それが全国展開へと進化した背景には、味のこだわりと独自の経営哲学が深く関わっています。
創業の経緯と豆田社長の想い
豆田勝己社長は、ラーメン業界での修業を経て来来亭を創業した人物です。修業時代に学んだのは、味だけでなく「お客様にどう向き合うか」という接客・店づくりの姿勢でした。
「おいしいラーメンを毎日食べに来てもらえる店をつくりたい」という想いが創業の根底にあります。高級路線ではなく、日常的に通える価格帯と味を実現することを目標に掲げていました。
豆田社長が大切にしたのは「お客様第一」という経営哲学です。ラーメンの品質はもちろん、スタッフの接客・店内の清潔感・お客様が使いやすいシステムづくりまで、細かな部分にこだわり続けました。
この姿勢が、リピーターを生み続ける来来亭の”空気感”を育てたといえます。一度食べて終わりではなく、また来たくなる——そういう店を目指した創業の想いが、チェーン展開後も受け継がれています。
来来亭の沿革とチェーン展開の軌跡
来来亭の歩みを簡単に整理すると、以下のようになります。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1997年 | 滋賀県野洲市に1号店オープン |
| 2000年代前半 | 滋賀・京都・大阪エリアへ出店拡大 |
| 2000年代後半 | のれん分け制度を活用し全国展開が加速 |
| 2010年代 | 関東・東海・九州など全国主要都市へ進出 |
| 現在 | 全国200店舗以上(のれん分け店舗を含む) |
1号店オープンから数年間は、滋賀・京都エリアを中心に地道に店舗を増やしていきました。特に「のれん分け制度」の導入が、全国展開を加速させる大きなエンジンになっています。
直営店だけで拡大するのではなく、育てた人材がオーナーとして独立できる仕組みを整えたことで、短期間のうちに各地へ店舗が広がりました。現在では100人以上の独立オーナーが誕生しているといわれており、これは来来亭の経営モデルの大きな特徴のひとつです。
京都在住の筆者の感覚では、2000年代後半くらいから「来来亭、あちこちに増えたな」という印象を持ち始めました。気づけば近所に1店舗という状況になっていたのは、多くの方に共通する記憶ではないでしょうか。
「滋賀発祥」なのに「京都ラーメン」と呼ばれる理由
京都風醤油ラーメンとはどんなラーメンか
「京都ラーメン」と聞いて、どんな一杯を思い浮かべますか?博多のとんこつ、札幌の味噌、東京の醤油——日本各地にご当地ラーメンがある中で、京都ラーメンにも独自のスタイルがあります。
京都ラーメンの最大の特徴は、鶏ガラベースの醤油スープに「背脂」を浮かべるスタイルです。見た目はこってりとして重そうに見えますが、実際には鶏ガラの旨みがベースなので、後味はすっきりとしていることが多いです。
麺は中太のストレート麺が主流で、九条ねぎを大量にのせるのが京都らしさのひとつ。「ねぎ多め」で注文するお客さんが多いのも、京都ラーメン店ならではの光景です。
発祥については諸説ありますが、第二次世界大戦後に京都市内の屋台から広まったとされる説が有力です。戦後の復興期に、手に入りやすい鶏ガラを使ったスープが定着し、背脂を加えてボリューム感を出すスタイルが根付いたといわれています。
背脂チャッチャ系ラーメンの特徴
京都ラーメンの中でも「背脂チャッチャ系」と呼ばれるスタイルは、来来亭を語る上で欠かせないキーワードです。
「チャッチャ」というのは、背脂をスープの上にふりかける動作の音から来ているといわれています。ラーメンの仕上げに背脂を「チャッチャ」とかける——この工程が、こってりとしたコクと旨みを生み出します。
背脂は豚の背中の脂で、スープに浮かべることでまろやかさとコクが加わるのが特徴です。見た目はいかにも重そうですが、スープそのものは鶏ガラ醤油ベースなので、意外とすっきりしていると感じる方も多いはず。
来来亭では「背脂の量」を自分で調整できるのも大きなポイントです。「少なめ」にすればあっさり寄りに、「多め」にすればがっつりとしたコクを楽しめます。この自由度の高さが、幅広い世代から支持される理由のひとつです。
滋賀発祥なのに京都ラーメンと呼ばれる背景
ここで改めて「なぜ滋賀発祥なのに京都ラーメンと呼ばれるのか」という点を整理してみます。
これにはいくつかの要因があります。
- 来来亭が提供するラーメンのスタイルが「京都ラーメン」の伝統的な様式を踏襲しているため
- 創業者・豆田社長が意図的に「京都風」というブランドを採用したため
- 地理的に滋賀県は京都府と隣接しており、食文化的な親和性が高いため
- 「京都ラーメン」という言葉に全国的なブランド価値があるため
滋賀県は、京都府・大阪府と隣接する位置にあります。食文化においても京都の影響を強く受けており、「京都ラーメン」を滋賀で作っても文化的には大きな違和感がないという背景があります。
「京都ラーメン」は、発祥地というよりも「スタイルの名称」として機能しているといえます。
東京の「家系ラーメン」が横浜を発祥としながら全国の店名に使われているように、ラーメンのジャンル名は必ずしも店舗の所在地を示すものではありません。来来亭の「京都風ラーメン」も、同じような意味合いで使われています。
来来亭が「京都風」を掲げた戦略的な理由
「京都ラーメン」という名称を使うことは、単なる趣味やこだわりではなく、明確なブランド戦略の結果です。
豆田社長が「京都風」を掲げた背景には、「京都」というブランドが全国的に持つ特別なイメージを活用したいという意図があったとされています。京都は「本物」「伝統」「上質」というイメージを持つ都市です。飲食店においても「京都の〇〇」という冠は、全国の消費者に対してポジティブな印象を与えやすい。
実際、「来来亭 = 京都ラーメン」という認識が全国に広まり、関東や九州など京都から遠く離れたエリアでも「京都の味を食べられる店」として受け入れられてきました。
滋賀発祥であることを隠しているわけではなく、むしろラーメンのスタイルとして「京都風」を誠実に提供し続けている点が重要です。発祥の話を聞いて「だまされた」と感じる必要はなく、提供しているラーメンのスタイルは本物の京都ラーメンの流れを汲んでいます。
来来亭の看板メニューと味のこだわり
鶏ガラ醤油スープと背脂の組み合わせ
来来亭のラーメンの核心は、鶏ガラを時間をかけて炊き出した醤油スープです。豚骨を使わず、鶏ガラのみで作ることで、すっきりとした旨みとコクを引き出しています。
鶏ガラだけで取ったスープに背脂を合わせることで、こってりとしながらも後味が重くならないのが来来亭の最大の特徴です。
麺は中太のストレート麺で、スープとの絡みが計算されています。九条ねぎをたっぷりのせるスタイルは、京都ラーメンの正統な形を踏襲しており、ねぎの香りがスープの旨みをさらに引き立てます。
チャーシューは、しっかりとした食べ応えのある仕上がりで、スープとの相性も抜群。ラーメンそのものはシンプルな構成ですが、各パーツのクオリティが高いため、食べるたびに「やっぱりおいしい」と感じます。
6つのカスタマイズで自分好みに仕上げる
来来亭の人気の理由のひとつが、注文時に自分好みにカスタマイズできるシステムです。
| カスタマイズ項目 | 選択肢の例 |
|---|---|
| 背脂の量 | 少なめ・普通・多め |
| 味の濃さ | 薄め・普通・濃いめ |
| ネギの量 | 少なめ・普通・多め |
| にんにくの有無 | あり・なし |
| 麺の硬さ | やわらかめ・普通・かため |
| 辛さ | 辛し・ふつう |
これらの6つの項目を組み合わせることで、自分だけの一杯を作ることができます。初めて訪れる方は「普通」で注文してみて、次回から好みに合わせて調整していくのがおすすめです。
たとえば「背脂多め・にんにくあり・ねぎ多め」にすると、がっつりとしたパンチのある一杯になります。反対に「背脂少なめ・味薄め・にんにくなし」にすれば、あっさりとした食べやすい仕上がりに。
このカスタマイズシステムは、単身者から家族連れまで幅広い客層が来来亭を選ぶ理由のひとつです。同じテーブルで食べていても、それぞれが好みの味を楽しめるというのは、実用的で嬉しい仕組みといえます。
ラーメン以外の定食・サイドメニューの充実度
来来亭はラーメン専門店でありながら、サイドメニューや定食の充実度も特筆すべきポイントです。
代表的なサイドメニューとして挙げられるのは、チャーシュー丼・餃子・唐揚げです。チャーシュー丼は、ラーメンのチャーシューをご飯にのせた満足感の高い一品で、ラーメンとのセットで注文する方が非常に多いです。
ランチタイムには定食メニューが充実しており、ラーメンとご飯ものがセットになったランチセットはコスパが高いと評判です。
また、来来亭の卓上には胡椒・酢・辣油などの調味料が並んでいることが多く、食べながらスープの味変を楽しめるのも魅力のひとつです。後半に酢を少し加えると、すっきりとした酸味が加わり、最後まで飽きずに食べられます。
来来亭の店舗展開と出店エリア
野洲本店(1号店)のいまと訪れ方
来来亭の1号店がある「野洲本店」は、現在も滋賀県野洲市で営業を続けています。チェーンの”聖地”として、ラーメン好きや来来亭ファンが訪れることもあります。
アクセスはJR琵琶湖線「野洲駅」からが基本で、駅からはバスまたはタクシーを利用するのが現実的です。車で訪れる場合は、駐車場が用意されているので使いやすいです。
営業時間・定休日は変更になる場合があるため、訪問前に公式サイトや電話で確認することをおすすめします。
1号店だからといって特別なメニューがあるわけではなく、他店舗と同じ来来亭のラーメンが楽しめます。ただ、「発祥の地で食べる」という体験そのものに価値を感じる方には、ぜひ訪れてほしい場所です。発祥の地という事実を知った上で食べる一杯は、また違った味わいがあります。
全国200店舗以上への拡大の経緯
来来亭が全国200店舗以上に拡大した背景には、いくつかの要因が重なっています。
まず、関西圏での認知度を着実に積み上げたことが土台になっています。地元・滋賀と京都・大阪での成功体験が、他エリアへの展開に自信と資金をもたらしました。
全国展開を一気に加速させたのが、後述する「のれん分け制度」の導入です。
直営で全国に出店しようとすれば、莫大な資本と人材が必要になります。のれん分け制度を使うことで、来来亭で育った人材がオーナーとして全国各地に店舗を開く仕組みが生まれました。
現在は関東・東海・中国・九州など、全国の主要都市に来来亭の店舗があります。旅行先で来来亭の看板を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。全国どこで食べても同じ味を提供できているのは、レシピと品質管理の徹底があってこそです。
独自ののれん分け制度が生んだ100人以上の社長
来来亭の経営モデルの中で最もユニークな仕組みが、「のれん分け制度」です。
この制度は、来来亭で一定期間修業したスタッフが独立して自分の店舗を持てる仕組みです。フランチャイズとは異なり、来来亭の「のれん」(屋号・ブランド)を受け継ぎながらオーナーとして独立するスタイルです。
のれん分けを受けた独立オーナーは100人以上にのぼるとされており、これが全国への急速な拡大を支えたといわれています。
この制度には、双方にメリットがあります。来来亭本体としては、自社の資本リスクを抑えながら店舗を増やせます。一方で独立オーナーは、知名度のあるブランドのもとで起業できるため、ゼロからの起業に比べてリスクが低い。
来来亭で働くスタッフにとって「将来自分の店を持てる」というキャリアパスが明確に存在することは、人材採用・定着にも大きく寄与しています。豆田社長の経営哲学である「人を育てる」という考え方が、このシステムに凝縮されています。
来来亭と競合チェーンとの違い
来来亭と魁力屋の共通点と相違点
来来亭と並んで「京都ラーメン系チェーン」として名前が挙がるのが、「魁力屋(かいりきや)」です。どちらも関西を中心に展開する人気チェーンですが、細かく見ると違いがあります。
魁力屋は、京都市内に本拠を置くラーメンチェーンで、特製醤油ラーメンが看板メニューです。来来亭と同じく鶏ガラ醤油ベースのスープを使っており、「京都ラーメン」の流れを汲んでいるという意味では共通しています。
大きな違いは、スープの方向性とカスタマイズの仕組みにあります。来来亭は背脂を全面に出したこってり系が基本スタイルですが、魁力屋はすっきりとした醤油の風味を活かした仕上がりで、あっさり寄りのバランスが特徴的です。
メニュー・スープ・卓上サービスの比較
| 比較項目 | 来来亭 | 魁力屋 |
|---|---|---|
| 発祥地 | 滋賀県野洲市 | 京都府(京都市) |
| スープベース | 鶏ガラ醤油+背脂 | 鶏ガラ醤油(あっさり寄り) |
| カスタマイズ | 6項目(背脂・ねぎ・にんにく等) | カスタマイズあり(ねぎ量など) |
| ねぎ | 九条ねぎ・多め注文可 | 九条ねぎ使用 |
| 卓上サービス | 調味料・にんにく等完備 | 調味料完備 |
| サイドメニュー | チャーシュー丼・餃子・唐揚げ等 | ご飯もの・サイド充実 |
| 店舗数 | 全国200店舗以上 | 全国200店舗以上 |
この表を見ると、両チェーンは似たような立ち位置に見えますが、実際に食べ比べると方向性の違いがよく分かります。
「こってり感が好き・カスタマイズを楽しみたい」なら来来亭、「すっきりとした醤油の風味を楽しみたい」なら魁力屋が向いているといえます。
どちらが上ということではなく、好みの問題です。来来亭と魁力屋が近くにある地域では、行き来しながら食べ比べている方も多く、実際に「気分によって変える」というリピーターも珍しくありません。
筆者の個人的な感想としては、がっつり食べたい日は来来亭、少し軽めにしたい日は魁力屋という使い分けが自然にできています。京都や大阪エリアに住んでいると、このような選択肢が身近にあるのは恵まれた環境だと感じます。
来来亭が愛され続ける理由
お客様第一の店づくりへのこだわり
来来亭が長年にわたって愛されている理由のひとつは、「お客様第一」という姿勢が店づくりの細部にまで浸透していることです。
わかりやすい例が、卓上サービスの充実です。調味料・辣油・胡椒・酢・にんにく——これらが卓上に揃っており、食べながら自分好みに味を変えられます。特に「にんにく」を卓上に置いているチェーンは意外と少なく、来来亭のこの仕組みはリピーターから高く評価されています。
ラーメンの提供スピードも来来亭の強みのひとつで、注文から着丼までが早い店舗が多いです。ランチタイムに混み合う中でもテンポよく提供されるため、サラリーマンや学生など時間のない方にも利用しやすい店として定着しています。
清潔感のある店内づくりも、豆田社長が創業当初から力を入れてきたポイントです。「食事をする場所として当然の清潔さを保つ」という考え方が、全店舗に共有されています。
豆田社長の経営哲学と人心掌握術
来来亭の成長を語る際に、豆田社長の存在は切り離せません。
豆田社長の経営哲学の核心にあるのは、「人を育てる」という考え方です。スタッフを単なる労働力として見るのではなく、将来の独立オーナー候補として育てることを経営の中心に置いてきました。
「人が育てば、店が育つ。店が育てば、会社が育つ」という考え方が、のれん分け制度の設計にも反映されています。100人以上の独立オーナーを生み出した実績は、この哲学が実際に機能してきた証拠といえます。
また、豆田社長はスタッフとの距離感を大切にすることでも知られています。現場のスタッフの声に耳を傾け、改善提案を取り入れる姿勢が、現場の士気を高める要因になっています。トップダウンで指示するだけでなく、現場からの声を経営に活かすというスタンスが、組織全体の活性化につながっています。
カップ麺・コンビニ商品展開で広がる認知
来来亭の名前が全国に広く知られるようになった背景には、カップ麺やコンビニ商品の展開も大きく関わっています。
来来亭監修のカップ麺はコンビニやスーパーで販売されており、実際の店舗に行かなくても来来亭の味を体験できる手軽さが評判です。
カップ麺の存在は、「来来亭に行ったことはないが、カップ麺で食べたことがある」という層に来来亭の味を届ける入口として機能しています。特に来来亭の店舗がない地域でも、カップ麺で知名度を広げることができ、旅行や出張で関西を訪れた際に「あのカップ麺の店に行ってみよう」と店舗来訪につながるケースもあります。
また、インスタント商品の品質が高い場合は「本店に行ってみたい」というモチベーションになります。来来亭のカップ麺は背脂のコクや醤油の旨みをうまく再現しているとして評価されており、商品を通じてブランドへの信頼感を高める役割も果たしています。
まとめ:来来亭は滋賀発祥・京都風ラーメンの代表チェーン
来来亭について、発祥から歴史・味のこだわり・全国展開の背景まで、ひとおりお伝えしてきました。最後に、この記事の内容を整理しておきます。
来来亭の発祥地は滋賀県野洲市で、1997年に1号店がオープンしました。「京都ラーメン」として知られているのは、提供するラーメンのスタイルが京都ラーメンの伝統を踏襲しており、創業者・豆田社長が「京都風」を戦略的に掲げたからです。
鶏ガラ醤油スープに背脂を組み合わせた一杯は、こってりとしながらも後味がすっきりとしていて、6つのカスタマイズで自分好みに調整できるのが大きな魅力です。
のれん分け制度を活用した全国展開により、現在は200店舗以上を展開する大チェーンに成長しました。滋賀・京都エリアだけの味ではなく、全国どこでも楽しめる「京都ラーメン」として定着しています。
「来来亭に行ったことがない」という方は、ぜひ一度足を運んでみてください。カスタマイズに悩む場合は、まず「普通」で注文するのがおすすめです。自分だけの好みの味を見つけていく楽しさも、来来亭の魅力のひとつです。

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