東寺で御朱印帳を手に入れたいと思っているけれど、「どんな種類があるの?」「御朱印はいくつもらえるの?」と迷っていませんか?
京都を代表するお寺だからこそ、情報が多すぎて何から調べればいいか分からない、という方も多いと思います。
京都生まれ・京都育ちの筆者が、実際に足を運んで感じた東寺の魅力と、御朱印帳・御朱印に関するリアルな情報をまとめました。
通常の御朱印から限定御朱印、季節ごとの御朱印帳の種類まで、東寺で御朱印を楽しむために知っておきたいことを一通りカバーしています。初めて東寺を訪れる方も、何度か行ったことがある方も、「また行きたい」と思ってもらえるような情報をお届けします。
東寺の御朱印帳:結論とおすすめポイントまとめ
東寺オリジナル御朱印帳の特徴と魅力
東寺のオリジナル御朱印帳は、デザインのクオリティが高く、御朱印好きの間でも「ぜひ手に入れたい一冊」として知られています。
表紙には五重塔や弘法大師(空海)にまつわるモチーフが使われており、手に取った瞬間から「東寺らしさ」が伝わってくるデザインです。紙質もしっかりしており、長く使えることを前提に作られている印象を受けます。
また、通常版に加えて季節限定版や夜間拝観限定版なども登場するため、東寺に何度も足を運ぶリピーターにとっては「次はどんな御朱印帳が出るのか」という楽しみにもなっています。全国各地の御朱印帳を集めているコレクターからも高い評価を得ているのは、そういったデザインの多様性があるからといえます。
東寺で御朱印帳を購入するメリット
東寺で御朱印帳を購入する最大のメリットは、購入と同時にその場で御朱印を押してもらえることです。わざわざ別の売り場に並び直す必要がなく、スムーズに参拝の記念を作れます。
御朱印帳の種類は複数あるため、参拝当日に現物を見比べながら自分の好みで選べるのも嬉しいポイントです。通販では画面越しにしか確認できない色味や質感を、実際に手で確かめてから購入できます。
加えて、東寺の境内で御朱印帳を開くという体験そのものが、参拝の思い出をより濃くしてくれます。旅の記念として、また御朱印巡りの新しいスタートとして、東寺の御朱印帳はとても理にかなった選択肢といえます。
東寺とはどんなお寺?基本情報と歴史
東寺(教王護国寺)の歴史と世界遺産としての価値
東寺の正式名称は「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」といいます。794年に桓武天皇が平安京を開いた際、都の南の玄関口である羅城門の東側に創建されたお寺です。当初は国家鎮護を目的とした官寺でしたが、823年に嵯峨天皇から弘法大師・空海に下賜されて以降、真言密教の根本道場として発展してきました。
1200年以上の歴史を持つ東寺は、1994年に「古都京都の文化財」としてユネスコの世界遺産に登録されています。国宝や重要文化財を数多く保有しており、日本仏教建築・彫刻の宝庫といっても過言ではありません。
歴史の長さ故に、応仁の乱など幾度かの戦乱や火災による被害も受けています。それでも何世紀にもわたって復元・整備が続けられてきたことが、今日の東寺の姿につながっています。単なる観光地ではなく、今も生きた宗教施設として参拝者を受け入れているのが東寺の魅力です。
五重塔をはじめとする見どころ
東寺といえば、やはり五重塔の存在感は別格です。高さ約55メートルと、日本現存の木造塔としては最も高く、京都のシンボルともいわれています。新幹線の車窓から見えることもあり、「あの塔は何?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
五重塔は過去に落雷や火災で焼失したことがあり、現在の塔は江戸時代初期(1644年)に徳川家光の寄進によって再建されたものです。通常は内部に入れませんが、特別公開の時期には初層の内部を見学できます。ライトアップ時の幻想的な姿は、何度見ても飽きません。
境内には五重塔のほかにも、金堂・講堂・大師堂・食堂など歴史的な建造物が立ち並んでいます。春の桜シーズンには五重塔と桜の組み合わせが特に人気で、境内の瓢箪池に映り込む夜桜のライトアップは、京都の春の絶景として広く知られています。
金堂・講堂・宝物館の国宝・重要文化財の仏像
東寺の有料拝観エリアに入ると、まず目を引くのが金堂(こんどう)です。本尊の薬師如来坐像を中心に、日光・月光菩薩像、十二神将像が並ぶ空間は圧倒的な迫力があります。薬師如来像はどっしりとした存在感があり、他の寺院では味わえない独特の雰囲気を感じられます。
講堂(こうどう)には、密教の世界観を立体的に表現した「立体曼荼羅」が安置されています。大日如来を中心に21体の仏像が整然と並ぶ様子は、まさに空海が思い描いた仏の世界を三次元で体感できる場所です。国宝に指定されている仏像も多く、仏像好きの方には特に外せない空間といえます。
宝物館では春と秋の特別公開時期に国宝・重要文化財クラスの仏像や曼荼羅が展示されます。普段は非公開の貴重な文化財を間近に見られる機会なので、訪れる時期に合わせてぜひ確認しておくことをおすすめします。
弘法大師(空海)との深いつながり
東寺は、真言宗の開祖である弘法大師・空海と切っても切れない縁を持つお寺です。空海は高野山で入定(835年)したとされていますが、今も弘法市や縁日ごとに多くの参拝者が訪れる「お大師さん」として親しまれています。
毎月21日は空海の命日(旧暦3月21日)にちなんだ「弘法市(弘法さん)」が開かれ、境内に数百の露店が並びます。地元の人々にとっても馴染み深い月一回の縁日で、古着や骨董品、食べ物など多彩な露店が集まります。観光客の方にも人気ですが、地元の京都人が普段使いとして訪れる雰囲気が残っているのも魅力の一つです。
東寺の御朱印の中でも「弘法大師」に関わるものが特に種類が多いのは、このような深いつながりがあるからこそです。
東寺で購入できるオリジナル御朱印帳の種類と詳細
通常版オリジナル御朱印帳のデザインとサイズ
通常版のオリジナル御朱印帳は、大きさは一般的な「大判サイズ(縦18cm×横12cm)」が基本です。表紙には五重塔や不動明王、弘法大師などのデザインが施されており、複数の柄から選べる場合があります。
表紙の素材は布張りが多く、手に持った際のしっとりとした質感が上品な印象を与えてくれます。御朱印を押す紙面は厚手の和紙が使われており、墨が裏写りしにくい設計になっています。実際に使ってみると、ページをめくる際のしなやかさが心地よく、長く愛用できる作りといえます。
デザインの種類は時期によって変わることがあるため、複数の柄が好みの場合は早めに購入するのがおすすめです。特に人気デザインは早い時間帯に売り切れることもあります。
紅葉・季節限定の御朱印帳
東寺では、秋の紅葉シーズンに合わせた季節限定の御朱印帳が登場することがあります。五重塔と紅葉を組み合わせたデザインは、秋の京都らしい情趣があり、毎年楽しみにしているファンも少なくありません。
限定御朱印帳は数量限定のため、秋の特別公開期間中に訪れる予定がある方は早めに拝観するのが得策です。夕方になると在庫がなくなってしまうこともあるため、午前中から動くことをおすすめします。
春の桜シーズンにも限定デザインが出ることがあり、シーズンごとに東寺の表情をデザインした御朱印帳を集めるコレクターも一定数いるようです。毎回同じ場所を訪れても、季節ごとに新しい楽しみ方ができるのが東寺の御朱印帳の面白さといえます。
夜間拝観・ライトアップ限定の御朱印帳
春と秋の夜間特別拝観の時期には、ライトアップ限定の御朱印帳が販売されることがあります。夜の東寺をイメージした深みのある色調のデザインが多く、昼間とはまったく違う雰囲気を楽しめます。
夜間拝観は通常の有料拝観とは別料金が必要な場合があり、開催期間・開催時間も限られています。訪問前に公式サイトや東寺の公式SNSで最新情報を確認しておくと安心です。
夜の五重塔はライトアップされた姿が幻想的で、昼間とは別の表情を持っています。そのムードの中で手に入れた限定御朱印帳は、ほかにはない特別な記念になるはずです。
御朱印帳の値段・購入場所・受付時間
東寺の御朱印帳や御朱印に関する基本情報を以下の表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 御朱印帳の価格(目安) | 1,500円〜2,000円前後(デザインにより異なる) |
| 御朱印の初穂料(目安) | 300円〜500円(通常)/限定は別料金 |
| 購入・受付場所 | 御影堂(大師堂)前の納経所、または売店 |
| 受付時間(通常期) | 9:00〜16:30ごろ |
| 有料拝観区域の入場時間 | 8:00〜17:00ごろ(季節・イベントにより変動あり) |
| 公式サイト | 東寺(教王護国寺)公式サイトで要確認 |
値段はデザインや素材によって変わることがあるため、参拝前に公式サイトや現地での確認をおすすめします。特に限定御朱印帳は価格が通常版と異なる場合があります。
購入場所は主に御影堂(大師堂)前の納経所です。境内の売店でも購入できる場合がありますが、御朱印をすぐに押してもらいたい場合は納経所に直行するのがスムーズです。受付時間は16:30ごろで締め切られることが多いため、ゆっくり境内を散策してから向かうと時間が足りなくなる可能性があります。参拝の最後ではなく、途中で立ち寄るスケジュールを組むと安心です。
東寺で頂ける御朱印の種類を全て紹介
①弘法大師の御朱印
東寺の御朱印の中で最も基本的とされているのが弘法大師の御朱印です。「南無大師遍照金剛」と書かれたものが代表的で、東寺と空海の縁を感じられる一枚です。四国八十八ヶ所巡礼を始める前後に東寺を参拝する方にも特に人気があります。
②大日如来の御朱印
真言密教の中心的な存在である大日如来の御朱印です。講堂の立体曼荼羅の中心に鎮座する大日如来に対する敬意が込められており、密教の世界観を感じさせます。仏像好きの方や密教に興味がある方にはとりわけ印象深い御朱印といえます。
③薬師如来の御朱印
金堂の本尊である薬師如来への御朱印です。薬師如来は病気や苦しみを取り除く仏さまとして広く信仰されており、健康祈願で東寺を訪れる方も多くいます。金堂の重厚な空間で参拝した後に頂くと、一層ありがたみを感じられます。
④十一面観音の御朱印
十一面観音は、あらゆる方向に顔を向けて人々を救うとされる観音菩薩の一形態です。東寺では観智院に安置されており、観智院への別途拝観が必要な場合があります。参拝前に拝観条件を確認しておくと安心です。
⑤毘沙門天の御朱印
毘沙門天は武神・守護神として知られ、勝負運や財運にご利益があるとされています。東寺の境内でも毘沙門天への信仰は厚く、切り絵御朱印など限定版でもたびたびモチーフに選ばれています。力強いデザインの御朱印が多く、武将ファンにも人気です。
⑥愛染明王の御朱印
愛染明王は愛と怒りの両面を持つ明王で、縁結びや良縁祈願のご利益があるとされています。赤い色が印象的な仏さまで、その御朱印もどこか情熱的な雰囲気を持っています。恋愛成就を願う参拝者にも親しまれている御朱印です。
⑦不動明王の御朱印
不動明王は煩悩を断ち切る炎と剣を持つ明王で、厄除けや開運のご利益が有名です。迫力ある姿が多くの参拝者に支持されており、東寺の御朱印帳の表紙デザインにも使われることがある人気の仏さまです。
⑧虚空蔵菩薩の御朱印
虚空蔵菩薩は知恵と記憶力を授けてくれる菩薩として知られています。学業成就や記憶力向上を願う方に人気で、受験シーズンには参拝者が増える傾向があります。弘法大師も若い頃に虚空蔵求聞持法という修行を行ったとされており、東寺との縁が深い菩薩です。
⑨南無八幡大菩薩の御朱印
南無八幡大菩薩は武士の守護神として有名な八幡神を仏教的に表現したものです。東寺境内の八幡宮(東寺八幡宮)に祀られており、神仏習合の歴史を感じさせる御朱印といえます。境内散策の際に立ち寄っておきたいスポットです。
東寺の限定御朱印を徹底解説
①毎月21日限定の立体弘法大師御朱印
毎月21日は弘法市(弘法さん)が開催される縁日で、この日限定の立体的な弘法大師御朱印を頂くことができます。通常の御朱印とは異なり、弘法大師の像が半立体的に表現された特別仕様で、コレクター的な視点からも見逃せない一枚です。
弘法市は境内に多くの露店が並ぶため、通常より境内が賑やかになります。御朱印の受付も早い時間から混雑することがあるため、午前中の早い時間帯に訪れると比較的スムーズです。
②弘法大師の見開き御朱印
見開きタイプの弘法大師御朱印は、通常の御朱印帳を2ページ分使う大判サイズで、迫力ある筆書きと印が映えます。見開きタイプは通常版よりも初穂料が高めに設定されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。御朱印帳を購入する際も、見開き対応かどうかを確認しておくとスムーズです。
③季節の弘法大師限定御朱印(5種類)
春・夏・秋・冬・特定期間など、季節ごとに異なるデザインの弘法大師御朱印が頒布されます。それぞれの季節の花や自然をモチーフにしたデザインが多く、四季折々の東寺の表情を御朱印という形で残せます。シーズンごとにコンプリートを目指す方も多い人気シリーズです。年間を通じて訪れる理由ができるという意味でも、東寺に何度も足を運ぶきっかけになっています。
④秋の切り絵御朱印
秋の特別拝観時期には、精巧な切り絵が施された限定御朱印が登場します。切り絵御朱印は手作業による繊細な仕上がりで、他のお寺ではなかなかお目にかかれないクオリティです。秋限定のため、紅葉シーズンに合わせて訪問計画を立てる価値があります。
数量限定で早期に頒布終了となる場合もあるため、秋の特別公開期間初日から早めに訪れることを強くおすすめします。
⑤冬の切り絵御朱印
冬にも切り絵御朱印が頒布されることがあり、冬限定のデザインは五重塔と雪や冬の夜空をモチーフにしたものが多いです。秋版とはまた違う雰囲気を持っており、両方揃えて飾る方もいるほどです。冬の東寺は比較的空いているため、ゆっくりと参拝しながら御朱印を頂ける点も魅力です。
⑥毘沙門天の切り絵御朱印
毘沙門天をモチーフにした切り絵御朱印は、武神らしい力強さと繊細な切り絵の美しさが融合した一枚です。切り絵御朱印の中でも特に人気が高く、早い時間帯に売り切れることも珍しくありません。頂ける時期や枚数は変動することがあるため、公式情報の事前確認が欠かせません。
⑦宝物館開館時限定の御朱印
宝物館は春(3〜5月ごろ)と秋(9〜11月ごろ)の特別公開時期のみ開館します。宝物館が開いている期間限定で頂ける御朱印があり、通常期には受け取れないため、訪問スケジュールの調整が必要です。宝物館内では国宝・重要文化財クラスの仏像や曼荼羅を間近に見られるため、御朱印目的だけでなく、展示内容としても十分に訪れる価値があります。
⑧夜間特別拝観限定(帝釈天・梵天)の御朱印
夜間特別拝観の開催時期には、帝釈天・梵天の御朱印が限定で頒布されます。これらはライトアップされた幻想的な境内でしか受け取れない特別な御朱印で、昼間に訪れるだけでは出会えない希少な一枚です。
夜間拝観は通常18:00〜21:00ごろの時間帯で実施されることが多く、ライトアップされた五重塔や庭園が楽しめます。御朱印帳を持参して夜間拝観に臨む方も多く、幻想的な空間の中での御朱印体験は格別です。
御朱印を頂ける場所・時間・マナー
御朱印の受付場所と受付時間
東寺での御朱印受付は主に御影堂(大師堂)前の納経所で行われています。境内に入ってすぐに案内板があるので、初めての方でも迷わず辿り着けます。
| 受付場所 | 対応している御朱印 | 受付時間(目安) |
|---|---|---|
| 御影堂(大師堂)前 納経所 | 弘法大師・各種限定御朱印など | 9:00〜16:30 |
| 観智院(別途拝観) | 観智院独自の御朱印 | 9:00〜16:30 |
| 夜間拝観時の特設受付 | 夜間限定御朱印 | 夜間拝観時間中 |
受付時間は季節やイベントによって変更されることがあります。特に閉門時間ギリギリに納経所へ向かうと、受付終了しているケースがあるため注意が必要です。16:00ごろには納経所へ向かうことを意識しておくと安心です。
混雑する弘法市(21日)や特別拝観期間中は、御朱印の記帳に時間がかかることがあります。整理券が配布される場合もあるため、早めに受付へ足を運ぶことをおすすめします。
御朱印を頂く際のマナーと注意点
御朱印はスタンプラリーではなく、参拝の証として頂くものです。御朱印所に向かう前に、まず本堂や各お堂で手を合わせてから向かうのが基本的なマナーといえます。
- 御朱印帳は開いたページを見せて渡す(どのページに書いてほしいかを伝える)
- 複数の御朱印を同時にお願いする場合は、枚数をあらかじめ伝える
- 初穂料(料金)は事前に用意しておき、スムーズに渡す
- 記帳中は静かに待つ。急かさない
- 御朱印帳を地面に置かない
これらのマナーを守るだけで、御朱印を頂く際の雰囲気が全然変わります。受け取った後は丁寧に扱い、感謝の気持ちを持って大切にしてほしいと思います。
また、混雑時は御朱印の記帳に30分以上かかることもあります。受付後は一旦境内を散策するなど、待ち時間を有効に使うと参拝がより充実します。
限定御朱印帳が頂ける場所と条件
限定御朱印帳は、通常の納経所や売店での販売とは別に、特定のイベント・拝観受付場所でのみ購入できる場合があります。夜間拝観限定の御朱印帳は夜間拝観チケットを持っている方のみ購入できるケースが多いです。
購入条件や販売場所は毎回異なるため、東寺の公式サイトや公式SNS(Instagram・X(旧Twitter))で最新情報を確認することが大切です。シーズン直前に情報が公開されることも多いため、秋や春の特別拝観の時期は特にこまめにチェックしておくことをおすすめします。
東寺周辺で合わせて参拝したいスポットと御朱印情報
観智院の御朱印情報
観智院(かんちいん)は東寺の境内にある塔頭(たっちゅう)寺院で、国宝に指定された建物を持つ格式あるお寺です。通常は非公開ですが、特定の期間に特別公開が行われます。宮本武蔵が滞在したという伝承が残る部屋もあり、歴史マニアにも人気があります。
観智院独自の御朱印を頂くには観智院への拝観が必要で、東寺本体とは別に拝観料が必要です。特別公開の期間・時間は東寺の公式サイトで要確認。事前に調べて訪問スケジュールに組み込むのが理想的です。
六孫王神社の御朱印情報
六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)は東寺から徒歩10〜15分ほどの場所にある神社です。清和源氏の祖・源経基(六孫王)を祀っており、源氏ゆかりの神社として知られています。桜の名所としても有名で、春は近隣住民も多く訪れます。
御朱印は社務所で頂くことができます。比較的静かな神社なので、東寺参拝後にゆっくり立ち寄れるスポットです。東寺とは雰囲気が異なる神社系の御朱印を合わせて集めたい方にはおすすめの一社です。
伏見稲荷大社御旅所の御朱印情報
東寺から南へ少し足を延ばすと、伏見稲荷大社御旅所(おたびしょ)があります。伏見稲荷大社の神輿が一時的に鎮座する場所で、普段は小さくこじんまりとした境内ですが、稲荷信仰の歴史を感じられる場所です。
御旅所でも御朱印を頂ける場合があります。ただし常駐でない場合もあるため、確実に頂きたい方は事前に確認しておくとよいでしょう。東寺から伏見方面を歩くルートを取れば、京都の南部エリアの御朱印めぐりを一日で楽しめます。
東寺へのアクセスと参拝前に知っておきたい情報
京都駅からのアクセス方法
東寺は京都駅から徒歩約15分という好アクセスの立地にあります。京都観光の拠点となる京都駅からすぐに訪れられるため、旅程の最初や最後に組み込みやすいお寺です。
| アクセス手段 | 所要時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 徒歩(京都駅八条口方面から) | 約15分 | 最も手軽。地図アプリが便利 |
| 市バス(207号系統など) | 約5〜10分 | 「東寺東門前」バス停下車 |
| 近鉄電車 | 約3分 | 「東寺駅」下車、徒歩約5分 |
| タクシー | 約5分 | 荷物が多い場合や雨天時に便利 |
近鉄電車を利用する場合は近鉄京都線「東寺駅」で下車し、徒歩約5分です。市バスは複数の系統が東寺方面を通るため、京都駅バスターミナルの案内板を確認してから乗車するとスムーズです。
徒歩の場合は八条口を出て西へ進む道が比較的分かりやすく、地図アプリを使いながら歩いても迷いにくいルートです。途中に東寺の東門が見えてくるので、その入り口から境内へ入れます。
有料拝観区域外の見どころ
東寺は境内への入場自体は無料で、有料拝観区域(金堂・講堂など)に入る場合に拝観料が必要です。無料で散策できるエリアにも見どころが多く、参拝気分を楽しめます。
- 五重塔(外観のみ):境内のどこからでも見渡せる圧倒的な存在感
- 慶賀門・南大門:境内への主な入り口。歴史的な木造建築を楽しめる
- 瓢箪池周辺:桜やライトアップ時に最も絵になるエリア
- 東寺八幡宮:境内の一角にある小さな神社。神仏習合の名残を感じられる
無料エリアだけでも十分に東寺の雰囲気を楽しめるため、時間や予算が限られている場合でも立ち寄る価値は十分にあります。もちろん、金堂・講堂の立体曼荼羅は有料エリアならではの体験なので、ぜひ拝観することをおすすめします。
有料拝観区域内の見どころ
有料拝観区域の拝観料は、一般で金堂・講堂のみ500円、宝物館との共通券は別料金が設定されています(料金は変動するため公式サイトで確認)。金堂・講堂に入るだけでも、国宝クラスの仏像を間近に見られる体験はほかの観光スポットでは得難いものです。
金堂に入ると、まず薬師如来の大きな像が目に飛び込んできます。その周囲を囲む日光・月光菩薩や十二神将の配置も見事で、仏像に詳しくない方でも「すごい」と感じる空間です。
講堂の立体曼荼羅はさらに圧巻で、21体の仏像が整然と並ぶ様子は密教の世界観をそのまま体感できる場所といえます。教科書や写真で見たことがある方も、実物のスケールとオーラは全く別物だと感じるはずです。
季節ごとのおすすめ参拝時期(桜・青もみじ・紅葉・ライトアップ)
東寺は一年を通じて参拝価値がありますが、季節ごとに特に魅力が際立つ時期があります。
| 季節・時期 | 見どころ・イベント | 混雑度 |
|---|---|---|
| 3月下旬〜4月上旬(桜) | 五重塔と桜のコントラスト、夜桜ライトアップ | 非常に高い |
| 5〜6月(青もみじ) | 新緑の爽やかな境内、比較的空いている穴場時期 | 低め |
| 11月中旬〜12月上旬(紅葉) | 紅葉と五重塔、秋の夜間特別拝観 | 高い |
| 冬(12〜2月) | 空いていてゆっくり参拝できる。雪景色になることも | 低い |
桜シーズンは国内外から多くの観光客が集まり、境内が非常に混雑します。特に夜桜ライトアップは整理券が出ることもあるため、訪問前に東寺の公式サイトで入場状況を確認しておくことをおすすめします。
紅葉シーズンも人気が高く、秋の夜間特別拝観の時期はライトアップされた五重塔と紅葉の組み合わせが絶景です。混雑を避けたい方には、青もみじが楽しめる5〜6月や、雪が期待できる冬の訪問もおすすめです。冬の空いた境内でゆっくりと仏像と向き合う時間は、特別な静けさと穏やかさを感じさせてくれます。
まとめ:東寺の御朱印帳と御朱印を最大限に楽しもう
東寺は、京都駅から徒歩圏内にありながら、世界遺産の歴史と圧倒的な仏像・建造物が集まる唯一無二のお寺です。御朱印帳のデザインも充実しており、通常版から季節限定・夜間拝観限定まで幅広い選択肢があります。
御朱印の種類も豊富で、弘法大師・各尊像から限定御朱印まで含めると実に多彩なラインナップが揃っています。毎月21日の弘法市限定御朱印、季節の切り絵御朱印、夜間拝観限定の御朱印など、「いつ行くか」によって出会える御朱印が変わるのも東寺ならではの楽しさです。
参拝の際は受付時間(16:30ごろまで)に余裕を持って納経所へ向かうこと、弘法市や特別拝観期間中は混雑を想定して早めに動くことが大切です。また、御朱印を頂く前に各お堂での参拝を忘れずに。
季節ごとに変わる限定御朱印帳や御朱印を目当てに、何度でも足を運びたくなるのが東寺の魅力です。次の京都訪問の際は、ぜひ東寺の御朱印帳を手に、ゆっくりと境内を巡ってみてください。

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